朝倉高校　22年卒業　H.Sさん

志望校合格への軌跡

合格体験記

　私は、福岡県立大学人間社会学部公共社会学科に合格しました。私がこの大学を志望したのは、将来公務員になって人助けをしたいという夢があったからです。そこで、私がこの志望校合格のために心がけていたことを三つ記します。

　一つめは、尊敬している人・憧れている人を作ることです。なぜなら、その人の考え方や行動を真似ることで自然と理想の自分に近づけるからです。私が尊敬している人は三人います。学校の担任の先生、部活の顧問の先生、元塾の先生です。私はこの三人の先生方と深く関わり、将来につながる多くのことを学びました。また、受験期には応援やアドバイスを何度もしてもらいとても励みになりました。さらに、合格したことを伝えると家族以上に喜んでくれて本当に幸せでした。

　二つめは、勉強する際切り替えポイントを決めることです。私は、高二の春休みまで勉強を本格的に始めることができず、友達と遊んだり部活を言い訳に休んだりすることが多くありました。しかし、一つ上の卒業した先輩方の話を聞いて焦りを感じました。だから三月二十日までは全力で遊びそれ以降は勉強に集中するために一日中勉強しないと達成できない目標を毎日掲げ、勉強に励みました。気が抜けて怠けてしまう時期もありましたが、日付や月の切り替えをきっかけに何とか受験を乗り越えられました。

　三つめは、みんなに応援される人になることです。これは私の考えですが、人は応援されたり、信じてもらえたりすると嬉しさと同時にもっと頑張ろうと意欲が湧きます。これを受験につなげると辛い時や落ち込んでいる時にかけられる言葉によってその後のモチベーションが変わってくると思います。したがって私は、早朝に学校に行って人一倍努力したり授業に集中して取り組む姿をあえて表にしたりして、たくさんの人からエールをもらいながら継続的に勉強することができました。

　以上のように、私は受験に対する心がけを三つ上げましたが、最終的には「受験をどう楽しむか」と言う気持ちだと思います。私は勉強が嫌いです。でも、人と関わるのが好きです。だから、たくさんの人を巻き込んで頑張ってきました。後輩の皆さんもぜひ頑張ってください。